本日もよろしくお願い致します!
昨日は、野菜の買い出しの後 岡山県立美術館へ出かけました。岡山県立美術館では、現在 高畑勲 展が開催されています。
現地に着くと コロナ対策で非常に厳重に 対策されています。入場は、予約制で入館の際は 住所と電話番号も記入が必須。
高畑勲さんは、三重県で生まれてからすぐ岡山へ移り 大学で上京するまで岡山で過ごし9歳の頃、戦時中で空襲も経験し人生の中で強烈な体験をされたそうです。
私の中で高畑勲さんは、ジブリ作品の印象しかほとんどありませんでしたが、この展示会を拝見させて頂き、「アルプスの少女ハイジ」の全話を演出されたり、「赤毛のアン」そして意外だったのは「じゃりン子チエ」 も監督として制作されていたという事。
展示のVTRで高畑さんが語っていましたが やはり宮崎駿さんとの出会いが大きな転機だったしお互いが真似できない才能を持っていて刺激になって相乗効果が生まれていた様です。冷静で計画性が強い高畑さんは、無駄になってしまうかもしれないスケッチや作画は極力最小限に抑えて様とするなか、宮崎駿さんは、資金が無くなる寸前までお金を惜しみなく作品作りに注ぎ込むところを 僕は貧乏性だから 彼がいなければ 予算内で妥協していただろうというエピソード が 微笑ましく感じました。
「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」「となりの山田くん」「竹取物語」 全く作風が異なる作品を次々と リリースされ最後まで 新しくチャレンジされていた方だったのだと感動致しました。2018年に82歳で亡くなられてしまいましたが、今後も高畑さんの作品は子供から大人まで 楽しませ、感動させ残っていくし 今後の日本アニメにとっても消える事のない基礎を築き上げてくださったのだと感謝致します。
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