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映画 エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命 

 

 

 

19世紀のイタリア、カトリック教会の権力が絶頂を迎える中で、一家の幸福を奪われるという実話を基にした本作は、宗教と個人の権利との間で揺れる壮大なドラマを描きます。監督のマルコ・ベロッキオが手掛ける、感動と怒りを交えた物語の紹介です。

 

 

1858年、ボローニャユダヤ人街に住むモルターラ家に、カトリック教会の命令により教皇ピウス9世の兵士たちが押し入ります。彼らは、モルターラ家の7歳の息子エドガルドをカトリックの洗礼を受けたとして連れ去ります。両親は絶望し、息子を取り戻すために奮闘しますが、教会とローマ教皇は彼らの訴えに耳を貸そうとしません。

監督・脚本: マルコ・ベロッキオ 教皇ピウス9世役: パオロ・ピエロボン

2023年、第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されました。

本作は、圧倒的な美しさとともに、宗教と権力の葛藤を描き出します。信仰と愛を説くイエス・キリストの教えと、教会の権力拡大のために行われる冷酷な行為との対比が強烈です。観客は、教会の権力が個人の尊厳を踏みにじる姿に怒りを覚える一方で、美しい映像に魅了されることでしょう。本作は、その奥深いメッセージと見事な映像美で、観客の心を揺さぶります。

エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』は、信仰と権力の間で揺れる人間の姿を描いた感動的な映画です。実話に基づく物語は、観客に多くの問いを投げかけます。宗教、権力、個人の権利といったテーマに興味のある方に、ぜひ一度ご覧いただきたい作品です。

 

2023年製作/125分/G/イタリア・フランス・ドイツ合作
原題:Rapito
配給:ファインフィルムズ
劇場公開日:2024年4月26日

 


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