~マイノリティでいこう!!~

ビジネス接待や大事なイベントに使える 新店舗プレスリリース

映画 夢みる校長先生

 

 

今日は、私が最近観た感動的なドキュメンタリー映画『夢みる校長先生』についてご紹介したいと思います。この作品は、「いただきます」シリーズで知られるオオタヴィン監督による教育ドキュメンタリーで、日本全国の公立学校で進行中の「子どもファースト」の学校改革にスポットを当てています。

 

ポスター画像

 

『夢みる校長先生』は、「夢みる小学校」のスピンオフ作品であり、6つの公立学校の校長先生たちが実践しているユニークな教育改革を追ったドキュメンタリーです。長野県伊那市立伊那小学校の「総合学習」、神奈川県茅ヶ崎市立香川小学校が2020年度に通知表を廃止した取り組み、東京都世田谷区立桜丘中学校が校則をゼロにした改革など、学校現場で起こっている様々な挑戦を垣間見ることができます。

この映画の特徴は、ただのドキュメンタリーに留まらず、オオタヴィン監督が「ポエタリー・ドキュメンタリー」と呼ぶ、詩的な語り口で描かれている点です。ナレーションを務めるのは小泉今日子さんで、彼女の柔らかい声と共に、校長先生たちの熱意や子どもたちのキラキラとした瞳が映し出されます。教育の現場で何が起きているのか、そしてこれからどのような方向に進むべきなのかを、深く考えさせられる作品です。

映画に登場する校長先生たちは、子どもたちがこれからどんな時代を生き抜いていく力を身につけられるかを真剣に考えています。彼らが共通しているのは、生徒を徹底的に信頼し、自主的に学び、行動できる環境を整えるという姿勢です。例えば、チャイムがなくても、宿題がなくても、教師と生徒が信頼関係を築き、子どもたちが主体的に学べる環境を作り出すことが何よりも大切だと強調されています。

教育現場に関わるすべての人に観てもらいたい作品です。私自身も、この映画を観ることで、教育についての価値観が少し変わった気がします。すぐに全国で同じような改革が進むわけではないかもしれませんが、少しずつでも、このような取り組みが広がっていくことを願っています。

2023年製作/82分/日本
配給:きろくびと、まほろばスタジオ
劇場公開日:2023年8月4日

 


www.youtube.com