今回は、スコットランド高地に位置するストラサーン蒸留所から、待望の初のシングルモルト・スコッチ・ウイスキーのリリースが発表されました。この蒸留所は、2013年にダグラス・レインによって再立ち上げられ、2019年にスコットランド人の家族経営に引き継がれました。その後、マスターディスティラーのアンジェラ・ブラウンの指導の下で、厳選されたマリス・オッターの大麦モルト品種を使用して、丁寧に手作業で蒸留されました。
この初のバッチは、シングルモルト愛好家を魅了する多様なフレーバープロファイルを持っています。なんと言っても、その製法が特筆すべき点です。144時間もの長い発酵期間と、銅蒸留器を使ったゆっくりとした蒸留プロセスが、ウイスキーの芳醇な味わいを生み出しています。また、バーボン樽、バージンオーク樽、そして元シェリー樽という異なる樽で熟成された32樽から成るこのバッチは、幅広いフレーバーノートを約束しています。
冷却濾過や着色を一切行わず、アルコール度数50%で瓶詰めされたストラサーン シングルモルトは、原料の風味と質を最大限に引き出しています。テイスティングノートによれば、香りには穏やかなオークの香りと力強い大麦麦芽の記憶が漂い、口に含むと蜂蜜やバタークリーム、ベーキングスパイス、ドライアプリコットの風味が広がります。余韻は温かく、家庭で焼いた食べ物やバターたっぷりのオートミールクッキーの後味が残ります。
残念ながら、この初のバッチのサイズに関する情報は提供されていませんが、その魅力的な味わいと品質は、ウイスキー愛好家にとって待ちに待ったものでしょう。ぜひ手に入れて、その豊かな味わいを楽しんでください！
画像：メーカーHP引用
