最近、東京の外苑東通りに新しい料理の宝庫が誕生しました。その名は「根深」。見た目の派手さではなく、人々と素材、そして料理に根を深く張ったこの店は、日本全国から届く力強く新鮮なお料理を提供しています。
店内に入ると、野菜とジビエの調和が奏でる優しい味わいが感じられます。そして、熱意溢れる生産者から直接届く素材の魅力が料理の一皿ごとに堪能できます。オーナーをはじめとするスタッフの方々は、全国各地を巡り、季節の恵みや新しい発見を求めています。
フレンチ出身の小林シェフは、料理の魔術師とも言える存在です。彼の料理はイタリアンやビストロの要素を取り入れつつも、日本の風土や素材に深く根ざした独自の味わいがあります。ビストロというジャンルの期待を超え、店内はまるで日本料理店のような雰囲気を醸し出しています。
今年2月にオープンしたばかりの「根深」は、まだ新しいお店の香りが漂っています。カウンターや個室があり、様々なシーンに対応できる環境も魅力の一つです。
お店の主は以前、六本木の名店「感情」に在籍し、ソムリエも務めていたとのこと。その経験から生み出される料理とワインのペアリングは、まさに感動の一言です。
「根深」は、新たなる味覚の旅への招待状です。日本の風土や素材を愛し、それを世界に広める使命感に溢れた店で、一度訪れれば、きっと心から満足することでしょう。
