映画『石岡タロー』は、茨城県石岡市を舞台にした実話を基にした心温まるドラマです。犬と人々の交流を通じて絆を描き、観る者の心を打つ感動作となっています。
物語は昭和39年、石岡市の東小学校で保護された1匹の犬、タローを中心に展開します。タローは賢くて人懐っこく、学校内で人気者となります。しかし、ある日からタローは石岡駅までの往復2キロの道のりを毎日通うようになります。駅で何を待っているのか、その行動に興味を持った人々が次第に増え、タローとの触れ合いが続きます。
脚本・監督を務めるのは、短編映画の経験を持つ石坂アツシ氏。そして、心優しい校長役に山口良一氏、恭子役を渡辺美奈代氏、子役の寺田藍月氏などが出演し、物語に命を吹き込んでいます。
この映画はタローの視点から丁寧に描かれており、観客は様々な視点から物語を楽しむことができます。時に笑い、時に涙する、心温まる物語が展開されます。昭和の時代背景や動物愛護の変遷も物語に深みを与え、観る者の心に残る作品となっています。
『石岡タロー』は犬と人々の絆を描いた感動作品であり、観る人々の心に深く刻まれることでしょう。是非、この温かな物語を映画館でご覧ください。
2023年製作／101分／G／日本
配給：CHIPANGU、エレファントハウス、ワン・ポイント・シックス
劇場公開日：2024年3月29日
